ユーロフィンQKENはこの経営理念の下、食品分析の技術を日々、磨いております。
海外からの輸入食品の増加や2006年のポジティブリスト制度の施行に伴い、検疫所での食品衛生法違反事例は後を絶ちません。このような状況の中、お客さまに信頼いただける分析結果をご提供する重要性と責任を日々痛感しております。
環境は刻々と変化し続けており、これに合わせ、お客さまからの分析に対するご要望も多岐に渡ってきております。そこで、私たちはお客さま一人ひとりのご要望にお応えできる商品とサービスをご提供することを常に念頭におき、日々の業務を遂行しております。
食品分析に関する最新の情報収集を行い、スピーディーに配信する。厚生労働省登録検査機関(※1)ならびにISO/IEC 17025(※2)認定の試験所として、信頼性の高い分析結果をご報告するために、積極的に外部精度管理試験にも参加し、分析精度を保証できるよう取り組んでおります。
これからも、お客さまのお役に立てますよう、信頼性の向上ならびに分析技術の開発に全力を注いで参ります。
(※1) 厚生労働省登録検査機関とは
政府の代行機関として、業務規程の認可を受けた製品検査を行うことができる検査機関のことです。従来の残留農薬、抗生物質、栄養分析等の分析に加え、厚生労働省発令の「命令検査」や検疫所の食品監査官が輸入食品に設定する「自主検査」を行うことができます。
また、登録検査機関には、中立・公平な立場で信頼性の高い分析結果を報告することが求められております。
当社は「理化学部門」及び「細菌学部門」において、厚生労働省登録検査機関に登録されております。
(※2) ISO/IEC17025とは
分析機関が具備すべき項目を規定したグローバルスタンダードです。分析の専門家が組織、体制、操作手順、関係書類、記録等を査察、監査し、分析を問題なく遂行できる能力を有していることを認定する仕組み、これがISO/IEC17025です。
当社は「残留農薬検査」において試験所の能力に関する国際規格ISO/IEC17025の認定を取得しております。