検査項目

味分析

官能に頼らない「味のものさし」で客観的に評価

人間の舌と同じメカニズムで、様々な食品等の「味」を数値化。
独自の「後味」測定により、従来の分析機器では測定できない「コク」、「キレ」も表現できます。
官能評価に頼らず味を客観的に評価できるので、様々なシーンでお役立ていただけます!

料金表

商品名 定価(税別)
最初の2検体 ※1 ※3
3検体〜10検体目 ※2 ※3
前処理料金 ※3

※1 ご依頼検体と比較対照品
※2 11検体以降は再度最初の2検体からの料金となります。
※3 価格はお問合せ下さい。

弊社担当者よりご依頼書をお送りいたします。
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味覚センサーについて

評価できる味覚

一般的においしいと感じる味覚、甘味、酸味、塩味、旨味、苦味の5つを「五味」と言います。渋み、辛みは触覚、痛覚の要素が強く、味覚よりも「刺激」に近いと言われています。
味覚センサーでは、以下の8項目を分析し、数値化することができます。

1.酸味 5.塩味
2.苦味雑味(苦味の先味) 6.苦味(苦味の後味)
3.渋味刺激(渋味の先味) 7.渋味(渋味の後味)
4.旨味(旨味の先味) 8.旨味コク(旨味の後味)

味覚センサーの特徴

分析事例

Ⅰ.酸味 Ⅱ.苦味雑味 Ⅲ.渋味刺激 Ⅳ.旨味 Ⅴ.塩味 Ⅵ.苦味 Ⅶ.渋味 Ⅷ.旨味コク

【例1】お酒(ワイン)

試料 酸味 苦味
雑味
渋味
刺激
旨味 塩味 苦味 渋味 旨味
コク
比較対照品 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00
試料1 4.34 -2.63 2.22 -1.15 -1.88 -4.91 -0.06 -0.59
試料2 -4.73 -1.07 -2.98 2.42 6.38 0.22 0.91 1.24
試料3 -6.68 -1.77 -3.15 3.58 7.53 -1.57 0.88 1.31

【例2】飲料(コーヒー)

試料 酸味 苦味
雑味
渋味
刺激
旨味 塩味 苦味 渋味 旨味
コク
比較対照品 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00
試料1 -4.76 0.72 -0.79 2.86 1.29 0.18 -0.63 0.54
試料2 -6.14 2.55 -0.07 3.61 0.21 0.69 -0.95 0.70

【例3】加工食品(カレールー)

試料 酸味 苦味
雑味
渋味
刺激
旨味 塩味 苦味 渋味 旨味
コク
比較対照品 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00
試料1 -0.09 -0.49 -0.23 0.69 0.10 -0.29 -0.02 0.10
試料2 -0.28 -0.61 -0.04 0.83 -0.04 -0.26 -0.05 0.09
試料3 -0.99 -0.92 0.27 1.13 -0.06 -0.96 0.00 -0.10
試料4 -0.69 -0.94 0.11 0.43 -0.01 -0.74 -0.04 0.08

※比較対照品を基準(0.00)とした場合のレーダーチャート

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味分析(検査項目)。残留農薬を中心とした食品分析・食品検査のユーロフィンQKEN。